消費生活情報メールマガジン バックナンバー
2017年04月18日発行
2017年4月号
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  長野県消費生活情報メールマガジン
  2017年4月号(2017.04.18 発行)
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こんにちは。長野県くらし安全・消費生活課です。
 今月の消費生活情報メールマガジンをお届けします。
消費生活情報メールマガジンは、消費者被害を防止し、安全・安心な消費生活を送るために役立つ情報を皆様に毎月お届けしています。
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 消費者トラブルでお困りの時などは消費生活センターにご相談ください!
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 消費生活センターでは、皆様から消費生活に関するご相談をお受けしています。県の消費生活センターは次の4か所です。(相談時間 平日8:30~17:00)
北信消費生活センター   TEL 026-223-6777 
 http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-nagano.html
 中信消費生活センター   TEL 0263-40-3660
 http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-matsumoto.html
 南信消費生活センター   TEL 0265-24-8058
 http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-iida.html
 東信消費生活センター   TEL 0268-27-8517
 http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-ueda.html
長野県消費生活情報ホームページ http://www.nagano-shohi.net/
消費者ホットライン 188(いやや ※局番なし)
 ―最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口、または国民生活センターの相談窓口にご案内します。
◇◇◇◇ 4月号目次 ◇◇◇◇
 ■消費者行政の積極的な推進に関する知事表明
 ■3月末までの特殊詐欺発生傾向
 ■自分は騙されないと考えていた人は83%(特殊詐欺被害者への長野県警によるアンケート調査結果)
 ■食品による子供の窒息事故に注意してください!
 ■消費生活サポーター募集!(受付は今月下旬から)
 ■消費生活センター出前講座
 ■編集後記
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 消費者行政の積極的な推進に関する知事表明
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  私たち消費者を取り巻く環境は、少子高齢化社会の進展、経済社会のグローバル化、高度情報化社会の進展等に伴うモノ中心の消費からサービス中心の消費へのシフトなど、大きく変化しています。こうした環境の変化に伴い、消費者の抱える問題は複雑・多様化する一方で、消費者が被害に遭う手口は、悪質かつ巧妙化し、とりわけ高齢者や社会経験の少ない若者を中心に、消費者トラブルは後を絶たない状況にあります。
  長野県では、平成26年度に策定した消費生活基本計画・消費者教育推進計画に基づき、様々な団体の皆様の協働のもと、県民の皆様とともに将来に向けて総合的・一体的に施策を推進してまいりました。来年度は各計画の最終年度にあたることから、計画の総仕上げとして施策の推進により一層取り組んでまいります。
  今後も、消費者行政の推進に積極的に取り組み、県民の皆様の安全・安心な消費生活の実現を図ってまいります。
平成29年3月
 長野県知事 阿部 守一
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 3月末までの特殊詐欺発生傾向
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 長野県内の3月末までの特殊詐欺被害認知状況が長野県警から発表されました。
○認知件数 41件(前年同期比 -22件)
 ○被害額 6,465万9,432円(前年比 約-1億1600万円)
◆オレオレ詐欺被害は12件で、昨年の同時期に比べて14件減少していますが、3月だけで9件認知されています。
 ◆架空請求詐欺被害は19件で、昨年同時期に比べて3件の減少のみにとどまっています。
 ◆架空請求詐欺被害者を年代別に見ると20代が16%、30代16%、40代21%、50代21%、60代10%、70代11%、80代5%と引き続き幅広い世代で被害が出ています。
 ◆架空請求詐欺の手口(内容)としては、有料サイトの利用料金等が69%と前の月より5ポイント増加しています。
 ◆架空請求詐欺の送金・振込手段は、電子マネーが61%と前の月より4ポイント増加しています。
 ◆昨年は同時期で4件だった融資保証金詐欺(貸します詐欺)が、今年はすでに5件認知されています。
○オレオレ詐欺において、郵便局員や銀行協会職員を名乗りキャッシュカードを詐取する手口が4件、また昨年は年間で1件だった上京型(被害者を首都圏に呼び出す)が4件と増加傾向にあります。
 引き続き警戒してください!
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 自分は騙されないと考えていた人は83%(特殊詐欺被害者への長野県警によるアンケート調査結果)
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 長野県警は平成28年中の特殊詐欺被害者215人のうち、協力が得られた144人を対象に特殊詐欺に関する意識等についてアンケート形式で調査した結果を発表しました。
◆「特殊詐欺という犯罪を知っていた」と回答したのは93%
 ⇒さらに、オレオレ詐欺は43人中34人が、還付金等詐欺は38人中23人が『具体的な』手口を知っていながら被害にあっています。一方で架空請求詐欺は33人のうち8人のみが『具体的な』手口を知っていたと回答したにとどまり、『手口を知らないために被害に遭っている』傾向がみられました。
◆「自分は騙されないと考えていた」と回答した人は83%。
 ⇒このうち72%が「見破る自信があった」と回答。また、「自分には関係のないことだと思っていた」「身の回りでは起こらないと思っていた」「お金がある人が騙されると思っていた」「若いから大丈夫だと思った」という回答をしています。
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 食品による子供の窒息事故に注意してください!
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 14歳以下の子供の窒息死の事故が多く発生しています。消費者庁から、子供が食品による窒息事故に遭わないよう情報提供がありましたので、参考にしてください。
消費者庁が、厚生労働省「人口動態調査」の調査票情報を分析した結果、14歳以下の子供の窒息死623件のうち、食品による窒息が103件(約17%)であり、子供の窒息死事故を引き起こす大きな原因の一つであることが分かりました。
 窒息死事故の原因となった食品には、菓子類、果実類、パン類などがあります。食品による窒息事故を防止するためには、まず「食品を小さく切り、食べやすい大きさにして、よく噛んで食べさせる」など子供への食品の与え方に注意が必要です。また、「遊びながら、歩きながら、寝転んだまま食品を食べさせない」など、食事中に注意を払うことも必要です。
詳しくは、次のホームページをご覧ください。(消費者庁) 
 http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/170315kouhyou_1.pdf
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 消費生活サポーター募集!(受付は今月下旬から)
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 県では、消費者被害を防止するため、身近な地域や所属する団体・企業で消費生活に関するリーダーとして、情報を届けるなどの啓発や消費者教育などをボランティアで行っていただく「消費生活サポーター」を募集しています。
 消費者問題について学び、消費生活に関するリーダーとして地域、職場、学校等で啓発活動や見守り活動をボランティアで行っていただく方々です。
長野県が開催する「消費生活サポーター養成講座」を受講し、消費生活サポーターとして登録していただきます。(講座受講料は無料)
 養成講座は県内各地で開催を予定しており、次のような内容(テーマ)について学んでいただきます(日程等は決まり次第お知らせします)。
 ◇消費者被害防止のための基礎知識
 ◇消費者トラブルの事例、様々な悪質商法の具体例
 ◇啓発活動を進めるにあたっての具体的な方法など。楽しく、毎日の生活にすぐに活かしていただける情報がたくさんあります。
 現在269名の消費生活サポーターの皆さんが県内各地で活動されています。
消費生活サポーターの皆さんには、普段の生活において次のような活動をお願いしています。
 ◇地域や職場における消費者への啓発・消費者教育の実施
 ◇消費者トラブルの相談窓口への誘導
 ◇地域における消費者被害防止のための見守り活動への参加、協力
 ◇県が主催する消費生活に関する講座・セミナー等への参加
詳しくは、次のホームページをご覧ください。(長野県消費生活情報)
 http://www.nagano-shohi.net/news/2017/03/post-298.html
募集の受付は4月下旬を予定しています。
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 消費生活センター出前講座
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 消費生活センターでは、職員が地域や消費者、高齢者、学校など、皆様がお集まりになる場所に出向いて、悪質商法の手口や対処方法を説明させていただく「出前講座」を実施しています。(おおむね20人以上でお願いします。)
 平成28年度は、県内各地で117回実施しました。
お申込みなど詳しくは、次のホームページをご覧ください。(長野県消費生活情報)
 http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/kouza.html
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 ☆編集後記☆
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 ◆4月上旬は肌寒い日が多く降雪があった地域もありましたが、すっかり「春めいて」きましたね。今月に入って、出前講座として数回、学校や新入社員の方に向けて消費生活についてお話させていただきました。緊張した面持ちで聞いていただいたのが印象的でした。(その緊張の先に、眠気との戦いも起こさせてしまいましたが。)
 ◆出前講座をしていて、実際に「架空請求メールが届いた」「ワンクリック詐欺の請求画面が出た」「2億円が当たったというハガキが届いた」「タレントを騙る人から『メル友になりましょう』というメールが来た」という声も多く聞きました。SMSでの架空請求メールは「少し慣れた」という声もありましたが、その他は「実際に届くとドキッとした」という声が圧倒的でした。
 ◆長野県警が発表した特殊詐欺に関する調査結果を掲載しましたが、特殊詐欺の被害に実際に遭ってしまった方が「特殊詐欺という犯罪を知っていた」「自分は騙されないとおもっていた」と多くの方が答えています。皆さんには「特殊詐欺はひとごとじゃない!」という考え方を改めて持っていただきたいです。先月も書きましたが「春」は特殊詐欺被害が多く発生しています。悪質商法もあわせて注意していただき、穏やかな陽気を穏やかにお過ごしください。
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 「世界級リゾートへ、
    ようこそ。山の信州」
 平成29年7月1日~9月30日
 大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」開催!
 *詳細は信州DC公式サイトへ⇒ https://www.shinshu-dc.net/
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今月もご覧いただきありがとうございました。
 次号をお楽しみに。
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 発行元 長野県県民文化部くらし安全・消費生活課 
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