困ったらまず相談を!

消費生活情報メールマガジン バックナンバー

2018年12月号

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 長野県消費生活情報メールマガジン
 2018年12月号(2018.12.18 発行)
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こんにちは。長野県くらし安全・消費生活課です。
今月の消費生活情報メールマガジンをお届けします。

消費生活情報メールマガジンは、消費者被害を防止し、安全・安心な消費生活を送るため、役立てていただけるよう情報を毎月皆様にお届けしています。

◇◇◇◇ 12月号目次 ◇◇◇◇
■被害額が3億円を超える!県内における11月末までの特殊詐欺被害状況
■県職員を名乗ったウソの電話にご注意ください
■コインパーキングの「表示」をしっかり確認しましょう
■インターネット使用中に突然表示される偽セキュリティ警告画面にご注意!
■くらしまる得情報の最新号(冬号)ができました
■長野県版エシカル消費キックオフフォーラムを開催します!
■編集後記
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消費者トラブルでお困りの時などは消費生活センターにご相談ください!
消費生活センターでは、皆様から消費生活に関するご相談をお受けしています。県の消費生活センターは次の4か所です。(相談時間 平日8:30~17:00)
北信消費生活センター   TEL 026-223-6777 
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-nagano.html
中信消費生活センター   TEL 0263-40-3660
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-matsumoto.html
南信消費生活センター   TEL 0265-24-8058
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-iida.html
東信消費生活センター   TEL 0268-27-8517
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-ueda.html

長野県消費生活情報ホームページ http://www.nagano-shohi.net/

◆消費者ホットライン 188(いやや ※全国共通、局番なし)
音声案内により、お住まいの市区町村の相談窓口や、都道府県の消費生活センターをご案内します(市区町村の窓口が開所していない場合など、都道府県の窓口をご案内することがあります。)。
操作が分からなくなってしまった場合は、そのままお待ちください。都道府県の消費生活センターなどにご案内いたします。

◆消費生活・特殊詐欺に関するTwitterアカウント @Nagano_ks
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被害額が3億円を超える!県内における11月末までの特殊詐欺被害状況
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長野県内の平成30年11月末の特殊詐欺被害認知状況が長野県警から発表されました。
●認知件数 
128件(前年同期比 -77件)
●被害額 3億503万9050円(前年同期比 +5650万3401円=22.7%増)
●手口別件数、被害額(1万円未満切り捨て)
◎オレオレ詐欺51件(前年同期比 -11件)、6500万円(前年同期比 -2743万円)
◎架空請求詐欺件61件(前年同期比 -25件)、2億1241万円(前年同期比 +1億3541万円!)
◎融資保証金詐欺9件(前年同期比 -4件)、833万円(前年同期比 -924万円)
◎還付金等詐欺5件(前年同期比 -33件)、299万円(前年同期比 -3013万円)

○11月には10件4524万円の特殊詐欺被害があり、今年の被害額が3億円を超えました。
○128件の被害を地域別にみると、長野市36件、須坂市9件、中野市、千曲市が5件など、北信地域の被害が64件となり半数を占めています。また、南信地域では3000万円を超える架空請求詐欺など、1000万円を超える高額な被害が複数発生しています。
○手口別では架空請求詐欺が61件、オレオレ詐欺が51件となっており、この2つの手口が全体の87.5%を占めています。
○このうち架空請求詐欺は、件数では減少しているものの、被害額は前年同期比で175.9%増となり、特殊詐欺全体の約70%を占めるなど、高額な被害が増加しています。
○一方で、家族や、コンビニエンスストア、金融機関の職員の方が特殊詐欺被害を未然に阻止した事例が件数、金額ともに昨年の同時期より大きく増加しており、517件もの被害を防ぐことができました。周囲の方が、慌てた様子で多額の現金を引き出そうとしている、不自然に高額なマネーカードを購入しようとしている、など「もしかして……」と思うことがあれば、積極的な声かけをお願いします。
○少しでも不安がある場合は、消費者ホットライン(局番なし)188、警察相談専用電話#9110へ相談してください!

引き続き、特殊詐欺に対して警戒してください!
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県職員を名乗ったウソの電話にご注意ください
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最近、長野県庁の職員を名乗った人物から「登録されている個人情報を削除する」と電話がかかってきた、という相談が消費生活センターなどに寄せられています。
県職員が、直接個人の方へ「個人情報を削除する」と電話をすることは無く、これらはウソの電話です。その後「手数料」などの名目で金銭を要求されたり、他の団体を名乗る偽りの人物が次々に登場し言葉巧みに金銭やキャッシュカード、各種暗証番号などを騙し取ろうとする、詐欺の手口です。
県庁の職員以外でも、公的機関やそれに類似した名称を名乗った「個人情報の削除をする」との電話は、典型的な詐欺の手口ですので、相手にすることなく無視しましょう。
また、公的機関を名乗っても、現金やキャッシュカードを渡したり、暗証番号などを伝えることは絶対にやめましょう。
少しでも不安がある場合は、消費者ホットライン(局番なし)188、警察相談専用電話#9110へ相談してください!
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コインパーキングの「表示」をしっかり確認しましょう
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「一日最大○○円のはずなのに高額な料金を請求された」、「平日料金と休日料金の違いが分かりづらい」などのコインパーキングの表示に関する相談が全国の消費生活センターや「消費者トラブルメール箱」に寄せられ、増加傾向にあったことから、国民生活センターが2013年10月に報道発表を行いました。
 公表後、相談件数は300件前後と横ばいでしたが、2017年度は363件と再び増加に転じました。内容をみると、従来同様、表示とは違う高額な料金を請求されたという相談が多いものの、最近では「スマホアプリ上の利用料金の表示と違った料金を請求された」という、最新のツールを利用した新たな事例もみられます。

 そこで、このトラブルについてあらためて消費者被害の未然防止・拡大防止のため情報提供します。

・相談事例
【事例1】一日最大料金の適用が24時間1回限りまでであることが分かりづらかった
【事例2】年末年始の特別料金が適用されることが入庫時に分からなかった
【事例3】最大料金の適用にスペースの条件があることが分からなかった
【事例4】最大料金の適用に入庫時間の条件があることが分からなかった
【事例5】スマホアプリ上の利用料金の表記と違った料金を請求された
【事例6】駐車券の紛失に対して高額な料金を請求された
【事例7】お金を入れたのにお釣りが出ない

・相談事例からみた問題点-表示が分かりにくい、見づらい-
(1)駐車料金に関する表示
・看板に表示されている条件が理解しにくい
・休日などに適用される特別料金の表示が分かりにくい
・料金等の取引条件に関する表示が見づらい
・料金体系が複雑である

(2)ホームページやスマホアプリ上の料金表示
 ホームページやアプリ上の表示を見て想定していた料金が、実際に請求された料金と異なっていたという2013年度の公表時にはなかった新たな相談も寄せられています。

(3)駐車券の紛失に関する表示
 駐車券を紛失したことを理由に、高額な料金を請求されたという相談も依然として寄せられています。

(4)精算時に関する表示
 支払い後に初めてお釣りが出ない旨の表示に気づいたという相談も、数は減少しているものの依然として寄せられています。

消費者の皆さんへのアドバイス
1.「一日最大○○円」等の大きな表示だけでなく、その他の条件も事前に確認すること
2.駐車券の紛失には注意すること
3.トラブルになった場合は、最寄りの消費生活センターへ相談すること
4.表示に問題があると思った場合は情報提供を!

詳しくは、以下のサイトをご覧ください
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20181122_1.html(国民生活センター)
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インターネット使用中に突然表示される偽セキュリティ警告画面にご注意!
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全国の消費生活センター等には、インターネットを使用中に突然「ウイルスに感染している」等の警告画面が表示され、不安になり慌ててセキュリティソフトやサポートを契約してしまったところ、実際には偽の警告画面と思われ不要な契約だったという相談が多く寄せられています。
2013年度の相談件数は946件、2014年度の相談件数は875件、2015年度の相談件数は988件、2016年度の相談件数は5,221件、2017年度の相談件数は3,093件、2018年9月30日までの相談件数は2,135件(前年度同時期の相談件数は1,601件)です。

【事例】パソコンに突然「ウイルスに感染した」と警告画面が表示され、電話でサポートの契約をした パソコンでインターネットを使用していたところ、突然「ウイルスに感染した」と警告画面が表示された。大手セキュリティソフト会社のロゴと思わせる表示もあり記載の電話番号に電話したところ、遠隔操作ソフトのインストールを指示された。さらにクレジットカード情報の入力を求められ、不安に思いためらっていると、「今すぐ対処しないと危険」と言われ、入力した。約1時間の操作後、「3年間のサポート契約を含め10万円」と言われた。
 数時間後、同じ事業者らしき者から「脅威を防ぐため6万円のセキュリティソフトを入れるように」と電話があり、クレジットカード情報を伝えてしまった。落ち着いて考えるとパソコンにはセキュリティソフトをインストールしており、脅威の報告もない。だまされたと思うので解約したい。
・その他、パソコンから突然鳴った警告音をきっかけにサポート契約をしたが解約ができない、などの相談が寄せられています。

相談事例からみる問題点等
1.突然警告画面が表示され、消費者を不安にさせセキュリティソフト等の契約をさせている
2.解約手続きがスムーズに進まない

消費者へのアドバイス
1.警告画面が表示されてもうのみにせず、慌てて連絡や契約をしないようにしましょう
2.不安に思った場合やトラブルになった場合は、消費生活センター等に相談しましょう

詳しくは、以下のサイトをご確認ください
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20181107_1.html(国民生活センター)

また、以下のくらしまる得情報冬号でも解説していますので、ご覧ください。
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くらしまる得情報の最新号(冬号)ができました
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県が発行している消費生活に関する回覧・窓口配布用の冊子「くらしまる得情報」の最新号(冬号)を配布中です。
内容は
・押してしまう前に、ちょっと待って―インターネットトラブルに注意!―
・架空請求詐欺拡大中!!そのハガキ・封書、ニセモノです!
・消費生活センターインフォメーション
です。ぜひご覧ください!
隣組等での回覧板または市町村の窓口等で配布しています。
次のホームページでも内容をご覧いただけます
http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/marutoku.html(長野県消費生活情報サイト)
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長野県版エシカル消費キックオフフォーラムを開催します!
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人や地域、社会、環境に配慮した消費行動を指す「エシカル消費」に健康長寿県である長野県独自に「健康」もその内容として加えた『長野県版エシカル消費』を学び、日々の生活の中で実践するきっかけとなるように、長野県版エシカル消費キックオフフォーラムを開催します!
日時:平成31年1月12日(土)13時30分~16時00分(開場:12時30分)
場所:松本市浅間温泉文化センター(松本市浅間温泉2-6-1)
○内容
・基調講演(13時45分~)
「ソーシャル・イノベーション×エシカル消費~みんなの消費がミライを良くする第一歩~」
講師:長野県立大学グローバルマネジメント学部教授、ソーシャル・イノベーション創出センター長 大室悦賀氏
・パネルディスカッション(15時00分~)
 ゲスト:フリーアナウンサー 坂橋克明氏、有限会社てくてく 阿部恵子氏、エシカル・ペネロープ株式会社 代表取締役 原田さとみ氏
「今日からできるエシカル消費」
〇長野県立大学学生と共同制作したエシカルなお店についてのMAP
『ここからエシカルMAP』の発表・配布
〇MAP掲載店等による出張販売
(12時30分~13時30分/16時00分~16時30分)
参加申込(無料)
参加申し込みフォームはこちら(http://www.nagano-shohi.net/ethical-consumption/)
ハガキかFAXの場合は郵便番号、住所、氏名、参加人数をご記入の上、以下の宛先まで
〒380-0935長野県長野市中御所1-53 FAX:026-291-8612
(株)ながのアド・ビューロ(受託事業者)フォーラム担当あて
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☆☆☆編集後記☆☆☆
◆急に寒くなり、地域によっては雪が舞う時期となりました。体調など崩されてはいないでしょうか。今年も残すところあと1ヶ月(メールが配信される段階では約半月)ですが、その1ヶ月を残した11月の段階で、県内の特殊詐欺被害額が3億円を超え、昨年1年間の被害額を上回ってしまいました。また、12月に入ってから、架空請求のハガキや封書に関する相談がいつも以上に寄せられているように感じます。年末年始は消費生活センターを含め、休みとなる相談窓口も多くあります。身近な方が特殊詐欺の被害に遭わないよう、特に積極的な声かけや見守りをお願いします。
◆また、すでに解説した偽のセキュリティ警告をはじめ、インターネットに関わるトラブルについての相談もたくさん寄せられています。最近の事例については広報誌「くらしまる得情報」に、注意していただきたい画面の例と併せて解説していますので、ぜひご覧ください。覚えの無い請求や、不審な表示への共通の対応策は「慌てて連絡をしない!」ことです。一度落ち着いて、身近な方や窓口へ相談してみましょう。
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確かな暮らしが営まれる美しい信州~学びと自治で拓く新時代~
しあわせ信州創造プラン2.0(長野県総合5か年計画)推進中!
https://www.pref.nagano.lg.jp/kikaku/kensei/soshiki/shingikai/ichiran/sogokeikaku/2018keikaku.html
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今月もご覧いただきありがとうございました。
次号をお楽しみに。

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【受付時間 平日8:30〜17:00】


土曜、日曜、祝日に
利用できる相談窓口

【国民生活センター】
相談受付時間 10:00〜16:00
(年末年始、国民生活センターの建物点検日を除く)
電話番号:消費者ホットライン188(局番なし)


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