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くらしの安全についての注意喚起情報

高齢者のやけどにご注意ください!

 65 歳以上の高齢者が不注意や暖房器具等の誤使用によりやけどを負ったという事故情報が消費者庁に多く寄せられています。
 特に高齢者は若年者に比べて皮膚が薄く、また、運動機能や感覚機能が低下するため重いやけどを負うリスクが高まります。事故が多発する冬に向けて、高齢者に多い事故を防ぐため、次の点についてご注意ください。
 

1 低温やけど
 
低温やけどは、暖かく感じる程度の温度でも、長時間皮膚が接することでそれほど熱いと感じないままやけどになってしまうものです。

○低温やけどを防ぐためには、長時間同じ場所を温めないことが重要です。
○暖房器具や湯たんぽ、カイロ等を使用する場合は、製品の使用上の注意をよく読みましょう。特に就寝時には、布団が暖まったら湯たんぽやあんかは布団から出す、寝るときはカイロを使用しない、電気毛布等は高温で使用しないようにしましょう。
○低温やけどは水で冷やしても効果はありません。見た目より重症の場合がありますので、痛みや違和感がある場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
 

2 着衣着火
 
着衣着火とは、何らかの火源により人の意思に反して身に着けている衣服に着火した火災のことです。

○火気の取扱いには十分に注意し、火を扱う時は近づき過ぎないようにしましょう。
○毛足の長い生地や飾りの多い衣類、ゆったりした垂れ下がるようなデザインなど火の付きやすい衣類は、火を使う時は身に着けないようにしましょう。
○着衣着火が起きた時は、水をかぶって火を消してください。水が無ければ床や地面に火を押し付けて消してください。決して走り回ってはいけません。


3.ストーブの上に置いたやかん等の熱湯を浴びる事故
○ストーブの上にやかんや鍋を置くのは避けましょう。また、転倒を防ぐため、床に不要な物を置かないようにしましょう。
○熱湯を浴びてしまったときは、すぐに水で十分に冷やしましょう。着衣の上から熱湯を浴びた場合は無理に脱ごうとせず、衣服を着たまま冷やしましょう。
 

4.入浴に際しての事故
○お風呂に入る前に、浴槽やシャワーの湯温が適温かを確認しましょう。
○入浴中の追いだきはやけどの原因になることがあります。過度な追いだきは控え、循環口に触れたり体を近づけたりしないようにしましょう。
○熱湯に触れてしまったときは、すぐに水で十分に冷やしましょう。


詳しくは、こちらをご覧ください。(消費者庁ホームページ) 
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/151118kouhyou_1.pdf 

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