くらしの安全についての注意喚起情報
2013年01月04日
歩行型ロータリ除雪機の使用方法にご注意を!
歩行型ロータリ除雪機は、免許なしで誰でも簡単に扱える反面、雪をかき込むオーガ等が露出しており、使用上の不注意により重症を負う危険性がある機械です。
事故情報データバンクに2009年9月から2012年11月までに登録された除雪機による事故は32件で、うち8件で死亡事故が発生しています。
従来より除雪機にはさまざまな安全装置が取り付けられていますが、2004年4月以降に出荷された除雪機には、デッドマンクラッチが標準装備されるようになり、ハンドルから手を離すとオーガ等の回転部が停止する構造になっています。
しかし、除雪中は絶えずハンドルを握り続けている必要があり、デッドマンクラッチをひもで固定するなど誤った使い方により、作業中に転倒するなどした際に除雪機が停止せず巻き込まれたりする事故が発生しています。
歩行型ロータリ除雪機の使用に当たっては次の点にご注意ください。
1 安全装置が正しく作動しない状態では絶対に使用しない。
2 除雪機を使用する場合は、周囲に人がいないことを確認し、人を絶対に近づけさせない。また、人が近づいてきたら除雪機を直ちに停止できるような状態で除雪を行う。
3 投雪口に詰まった雪を取り除く際には必ずエンジンを停止し、オーガやブロアの回転が停止したことを確認してから雪かき棒を使用して雪を取り除く
4 除雪機を使用する際、特に後進時は足元や周囲の障害物に注意を払い、無理のない速度で使用する。
次のホームページをご覧ください。(国民生活センター)
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20121220_1.html